「重ね煮で作るおでん」
材料
昆布・・・3枚くらい
こんにゃく、しいたけ、大根、人参、ひらてん(他の練り物等お好みの具を)・・・普段おでんを作る要領で準備してください。
みりん・・・味をみながら適量
醤油・・・味をみながら適量
塩・・・少々
重ね煮とは、食事療法の独特の調理法です。性質の異なる材料を順番に重ねて煮ることで栄養バランスの良いスープを作ることが出来ます。
作り方
(1) おでんの材料を重ね煮にするために切っていきます。
野菜を切るときのポイントは出来るだけ農薬の少ない物を選ぶこと、皮などを捨てずに一緒に調理することです。そのために野菜は始めにたわしでゴシゴシ洗います。
(2) まず、昆布を鍋の底に敷きます。
(3) こんにゃくをお好みの形に切って昆布の上に重ねます。
(4) しいたけはまず、ヘタをはずします。かさの部分はそのまま、ヘタは食べやすい大きさに切って鍋に入れます。
(5) 大根、人参を薄く切って鍋に入れます。
(6) 水をいれます。
(7) 中火で煮立たせます。
(8) 鍋が煮立ったらひらてん、豆腐を加えます。
(本来の重ね煮のルールではひらてんなどの油を使った食品は鍋の下の方に入れるのですが、ひらてんをその方法で煮るとかなり柔らかく煮えてしまうので、後から加えています。)
(9) 醤油とみりんを入れて味を調えます。味付けが物足りない場合は塩を加えてみてください。
以上で完成です。
昆布としいたけから良いダシが出るのでしっかりした味わいです。