「玄米ご飯」
もともとお米は、稲という植物の種です。種を守るために、稲は稲穂についているお米に、「もみがら」というかたい皮をかぶせています。その「もみがら」をむいたものを「玄米」といいます。「もみがら」をのぞいてしまっても、種として玄米は生きています。ですから水と温度を加えると、玄米からは芽が出てきます。
この玄米から少しだけ(0.5〜1mm)芽を出させた(発芽させた)お米のことを発芽米・発芽玄米といいます。
この玄米を精米して胚芽を取り除いたものが白米になります。
材料
玄米(※今回はアマランサスの入ったもの)

※種を穀物として食用にしている植物で葉と茎もたべることができます。
紫色の独特な花をつけるので観賞用に栽培されることも多いそうです
玄米の炊き方
(1) 玄米はそのまま炊くと硬くなるので一度ザッと水洗いしてから一晩水につけておきます。(水に長時間つけすぎると芽が出てくるのでそうならないように注意して下さい)
(2) 鍋に玄米と水を入れます。
(3) 弱火でしばらく炊きます。(30分ほどです)
炊けたらふきんでしばらく蒸らします。
私がいままで玄米にもっていたイメージは体に良いが硬くて美味しくないというものでしたが今回のことでそのイメージは払拭されました。水につけておくだけで後はとても簡単ですし、普通に食べている白米より味があって美味しいです。これなら私でも、、、と思います。
ちなみにお米は精米して白米になった時点から酸化が始まっていくそうです。今では町のいたるところで気軽にお米が買えるようになりましたがそのお米がどんなものかを考えると・・・ちょっと不安になってしまいます。毎日必ず食べるものですからもう少し意識していきたいと思います。
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